アメリカにはNextdoor.com というSocial Network Service (SNS) がありまして、私も最近メンバーになりました。
これは、ご近所さんの情報交換のSNSで、セキュリティー、売ります、あげます、迷い犬・猫、遺失物・拾得物、コミュニティー・イベントなどについて、そこのコミュニティーの住人だけで会話されています。
たとえば、「愛犬が逃げてしまった。写真を添付しますので連絡を!」「○○ストリートで車のキー拾いました」「引越し用のダンボール箱差し上げます」「アップライト・ピアノ差し上げます」「クリスマス・ツリーのデコレーション売ります」「腕のいいPlumber(水道工事業者)知りませんか?」「勝手に庭に入ってきた訪問販売の男を写真に収めようとしたら、携帯電話を奪われました。警察にレポートしました。皆さん気をつけて!」などなど。
また、地方自治体とも提携しているので、サンディエゴ警察から「行方不明者」「逃走中の容疑者」「今○番のフリーウェイが通行止め」などの緊急情報も即アップされます。
Nextdoor.com が他のSNSと違う点は、マイクロなエリアでのみ利用されるということと、Facebookのように家族や友人が喜びそうな写真をアップロードしてみんなで和むのではなく、今現在コミュニティーで必要とされる情報だけが行きかうという点でしょうか。
とても便利なサイトで、どうして今までこの存在を知らなかったのか不思議。Nextdoor.com のメンバーになると、コミュニティーのメンバーとの関わり合いが始まり、自分の住んでいるコミュニティーが実はどういうコミュニティーなのかを知ることができます。
2010年にスタートしたNextdoor.com、今ではアメリカの半数のエリアで利用されているそうです。サンフランシスコの企業のせいか、特に西海岸側の利用率の高さは顕著です。
アメリカ在住で居住エリアがすでにサービスに加入していれば、nextdoor.com からメンバー登録できます。