January 14, 2017

エステート・セールでお宝を見つけよう!

今日近所をドライブ中に「Estate Sale!!」のサインを見かけたので、進路変更して立ち寄ってみました。「エステート・セール」て馴染みのない言葉だと思いますが、「住宅を公開して、不動産や家財道具など故人の遺品を売ること」です。

今日訪れたのは敷地内に3つの建物があり、合わせて5ベッドルーム、5バスルーム、4つの暖炉があるとっても大きな家でした。家の広さは135坪、敷地面積は735坪。建築されたのは1911年で、これまで三世代に渡り住んでこられたそうです。

広大な敷地の中に3つの建物。今回開放したのは右上の母屋

こちらが母屋。長~いドライブウエイにはあらゆる品々が

「家が大きいほど価値の高いものが見つかるかも」という自然の法則で、家の前の小さな道は先客の車でいっぱい。庭も家も”お宝探しの人たち”であふれてました。


広いだけじゃなく、家から海も見えます。黄色いテントは会計所

自転車や鉢植えも for Sale

九谷焼のお皿、ダイニングテーブルセット、Bone China のティーセット、銀の水差し

九谷焼の獅子舞、イタリア製ビンテージ・ワイン・デカンタ、Harmony Monterey のヴィンテージ・ギター、Eastlake Sideboard(1890's 製、$850)

個人的にとっても気に入ったアンティーク・オーブン

日本では、故人の遺品は家族・親戚で分けるもの。また買う方も、面識のない人の遺品を使うことに抵抗があると思います。ところがアメリカでは、相続した人が使いたい物以外はエステート・セールなどで売って現金化するのが一般的です。

エステート・セールは一般客やコレクター以外に、アンティーク・ディーラーも足を運びます。富裕層エリアのエステート・セールで手に入りにくいヴィンテージやアンティークを仕入れて、自分のお店で販売するためです。今回のお宅は、家の大きさもさながらご家族はワールド・トラベラーだったそうで、日本、中国、欧州、中東のヴィンテージやアンティークの品々がざっくざく、宝石など貴金属もたくさんあり、すごい賑わいでした。
(*ちなみにこのお家、家自体は約 $3.4 million で、買い手は決まったようです。)

さて、「そんなに賑わっていたら遺族だけでコントロールできるのか?」と思われるでしょうが、アメリカは何でもビジネスにする国ですから、ちゃんとエステート・セールの会社があるんですね。全部の遺品にプライス・タグをつけて陳列し、当日は部屋ごとに監視を置いて、会計までやってくれて、売り上げの何%かを受け取るというシステムです。

私も最初アメリカに来たとき、「故人の形見の品々を全部売り飛ばすなんて!?」と驚いたのですが、こちらの生活に慣れてくると、とても合理的なシステムだと思うようになりました。第一、現代人はモノを持ちすぎですから、そのうえ遺品を全部引き継いだら、ますますモノに埋もれて暮らすことになってしまいますよね。

サンディエゴを訪れる予定の方で、エステート・セールに行ってみたい方は、どうぞ右のメイル・アドレスまでご相談ください。

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