December 31, 2016

良いお年をお迎えください from パームスプリングス

日本はもう年が明けてますが、こちらカリフォルニア州はまだ2016年の大晦日です。

大晦日のパームスプリングス (Indian Wells) です。昼間はいつものごとく真っ青な空に白い雲。冬とは思えない鮮やかな色です。



みなさん、良いお年をお迎えくださいませ。 Have A Happy New Year!


December 30, 2016

ファイアーキングやOld Pyrexがゴロゴロ in パームスプリングス

1940年代からアメリカの一般家庭で使われ始めた食器Fire-King。温かみのある厚手のミルクグラスや明るいカラーに人気が出て、1960年代には大量に生産されましたが、1970年代後半に生産を終了しました。なので現存している食器類はヴィンテージで、アメリカにも日本にもFire -Kingのコレクター/ファンがたくさんいます。

先に紹介したパームスプリングスのコンサイメント・ストアには、Fire-KingやOld Pyrexなどアメリカン・コレクタブルの食器もたくさんありましたよ。

Fire-King, Jadeのボウルやお皿

Fire-King, Peach Luster Dishes

ミルクグラス製レースエッジのコンポートとお皿

涼しげなグリーンのディプレッション・グラス

Fire-KingとOld Pyrexとキャセロール皿やボウル

左:ヴィンテージDunkin' Donuts のサーモス・ボトルとレトロなピッチャー
右:1940 -60年にアメリカの家庭で流行ったメルマック(メラミン樹を使用)。割れないのが最大のウリ!

こんな風にコンサイメント・ストアには、Fire-KingやOld Pyrexがゴロゴロしていました。昔は私もコレクターで、お店でヴィンテージ食器と出会う度にドキドキしていたものですが、どんどん食器ばかり増えていくので数年前に処分した次第です。

それにしても、70年前にどこかのアメリカのファミリーがテーブルを囲み、この食器で食事をしていたのかと思うと感慨深いものです。と同時に、当時の食器の耐久性にも脱帽です。



コンサイメント・ストア in パームスプリングス


「コンサイメント・ストア(consignment store)」て聞いたことありますか? 聞きなれない言葉ですよね。"consign" は「委託する」という動詞で、コンサイメント・ストアは「委託販売店」です。日本でいう「リサイクル・ショップ」を少しハイエンドにした感じでしょうか。このコンサイメント・ストア、アメリカではかなり需要があります。
システムですが、セラーが売りたいものをお店に持っていくと、お店が取り扱うかどうかを決めます。置いてくれる場合は、お店が価格を設定し、売れた場合は"セールス金額からコミッションと賃料を差し引いた残り"が自分の手元に入ります。コミッションのパーセンテージはコンサイメント・ストアによって変わってきますが、35~55%が相場で、バイヤーとのやりとりは全部お店がやってくれます。
取り扱うアイテムはストアによって異なり、家具、食器、宝石・時計、バッグ、毛皮のコート、絵画、グランド・ピアノなど多種多様。

富裕層の多く住むパームスプリングスでは、彼らが手放したモノがコンサイメント・ストアに行き着くこともあり、すでに製造中止のヴィンテージの家具や食器と思いがけず出会えることがあります。たとえば、Mid-Century Modernのオリジナル家具とか。
実は夫と私はMid-Century Modern 家具の大ファンで、昨日もランプを探し求め、パームスプリングスのコンサイメント・ストア10軒くらいを巡りました。

お店の中はこんな感じです。

Mid-Century Modernデザインのチェアの一例。左上:シェープがかわいいEgg Shell Chair ($485)。翌日再訪したらすでにSold Out。右上:日本にもファンの多いEames Modelのプラスチック・チェア($465) 
左下:Eames Lounge Chair & Ottoman

ディナーウエア。上の2つはNIKKO(1908年創業、本社石川県)のもの。
左下はアメリカのLenox、右下はMeito China(名古屋製陶所)1908年創業、社名は"名刀"から

グランド・ピアノも必ずコンサイメント・ストアにあるアイテム。
広いアメリカのお宅ではインテリアとして置かれていることが多いです。
こういうプライシーなコーナーもあります。ルイ・ヴィトンのスーツケースは$600くらいから

絵画はほとんどがコンテンポラリー。どのお店でもリーズナブルなお値段です

委託品はすべてお店が吟味済み。趣味のいい上質の家具が揃っています

ペアのラビット・チェア。一目ぼれしたペンキはげはげのMusic Stand。
雛人形は$950 でした。かなり由緒あるお品なんでしょうか。


結局探していたランプは昨日は見つからず。でも、今日また別のコンサイメント・ストアを巡り、なんとか見つけました。

コンサイメント・ストアはサンディエゴにもたくさんありますが、Mid-Century Modern な家具はパームスプリングスの方が断然多いんです。その理由・ヒストリーについて話し始めると熱が入ってとっても長くなってしまうので、また日を改めて。

December 29, 2016

1日の始まりは、搾りたてのグレープフルーツ・ジュースで

温暖なパームスプリングスでは、この太陽の恵みを受けてシトラス(citrus, 柑橘類)がたわわに実ります。Indian Wellsの家にもグレープフルーツの木が目の前にあるので、朝起きるとまず実を数個もいで来て、ジューサーで搾っていただきます。





















オーガニックで果肉たっぷり! 自然の恵みに感謝です。
心身ともに爽快な一日の始まりです。



パームスプリングスはこんな街!


昨日からパームスプリングスに来ています。パームスプリングスはサンディエゴから北東に2時間半のドライブで行ける砂漠のリゾート・シティです。サンディエゴも十分温暖ですが、こちらはさらに暖かく、最近の昼間の気温は20度くらいです。

夏と冬! 椰子の木と雪山(Mount San Jacinto) の
コントラストがパームスプリングスぽい

パーム・スプリングスは、1880年代に鉄道が伸びホテルが建ち始め、1920年代にハリウッドの映画スターたちが週末のリゾート地として過ごしたことで有名になり始めました。そして第二次世界大戦後、温暖なこの土地にゴルフ場やリゾートホテル、大富豪やハリウッドセレブのセカンドハウスがどんどん建設され、賑やかな街となっていきました。
現在は避寒地として11月から4月くらいをここで過ごす人が多く、この時期がオン・シーズンです。逆に気温が40度を超える夏は、人口が半分くらいに減ります。この時期はオフ・シーズンのため、高級ホテルでもかなりリーズナブルな料金で宿泊できます。

パーム・スプリングスの魅力はたくさんあります。
まず建築では、ミッド・センチュリー・モダン(Mid-Century Modern) の宝庫。この時代の建築や家具が好きな方にぜひ訪れて頂きたい街です。




ゴルフ場は、PGA ウエストをはじめ、美しいゴルフ場がたくさん。このエリアにはなんと124ものゴルフ・コースがあります。そして、プレイ費も日本ほど高くありません。
毎年1月にPGAトーナメントがPGA Westで、3月には女子のLPGAトーナメントがMission Hills Country Clubで開催されます。冠スポンサーが変わる度にトーナメント名も変わりますが、2017年はそれぞれ、Career Builder Challenge (1/16 - 22)と (3/30 - 4/2) ANA Inspiration です。




毎年3月にはテニス・トーナメント・BNP Paribas Open が開催されます。私も、錦織選手、ジョルコビッチ選手、シャラポワ選手のプレイを興奮しながら見ました。



音楽では、毎年4月に行われる野外コンサートCoachella (コーチェラ)が有名で、全米から音楽ファンがやってきます。1日の観客数が99,000人! これが6日間(2週末)続きます。この期間だけ、街の平均年齢がグーンと下がります。



アウトドア、トレッキング好きな方には、30分のドライブでジョシュア・ツリー国立公園がありますよ。


ショッピングでは、アウトレット・モールのDesert Hills が西海岸からパームスプリングスへ来る途中カバゾン(Cabazon)にあります。ここには、PRADA, GUCCI, rag & bone, James Purseなど、他のアウトレット・モールに入ってない高級/新進ブランドもあります。



*ふつうアメリカで「Palm Springs」というと、Palm Springs市の他、Desert Hot Springs,  Cathedral City, Rancho Mirage, Palm Desert, Thousand Palms, Indian Wells, La Quinta, Bermuda Dunes, Indio, Coachella Valley(コーチェラ)の11の市を指すことが多いです。
例えば、私が滞在しているのは、Indian Wells 市ですが、アメリカ人でもこの小さい市の名前を知らない人も多いので、「パームスプリングス」と言うと、話がスムースに進みます。



以上、駆け足でざざっと紹介しました。
パームスプリングスはとても美しく安全な街なんですが、日本から直行便がないこともありまだ日本人の方にあまり知られてないので、引き続きこの街の情報も発信していきます。

December 26, 2016

「La La Land」は胸キュンのミュージカル映画、Must See!

アメリカでは、12月25日のクリスマス・デイは祝日です。映画館やホテル、24時間営業のコンビニエンス・ストア以外はほとんどのお店、施設が閉まってしまいます。ということで、私たちもその日は映画館へ行くことに決めていて、ずっと見たかった映画「La La Land(邦題:ラ・ラ・ランド)」を観てきました。



この映画については、12月13日のブログでも触れてます。

<ネタバレなし>


タイトルの「La La Land」はロサンゼルス(Los Angeles) やハリウッドのことで、夢を持ってハリウッドにやってくる人や夢見がちな人を皮肉った言葉でもあります。

女優志望のミア(Emma Stone)とジャズ・ピアニストのセバスチャン(Ryan Gosling)が出会ってから6年間のストーリーで、ミュージカル映画です。

冒頭はロサンゼルス名物の大渋滞の場面。車が全然動かないので、しびれを切らしたドライバーたちがフリーウェイで突然踊りだします。"スペクタキュラー  (Spectacular)!" なシーンで幕開けです。 
*このシーンは、フリーウェイ110号と105号の合流地点を一時通行止めにし(!)30人のダンサーと100人のエキストラで撮影したそうです。さすが映画産業の街・ロサンゼルス。



ミアは大学を中退し、女優になるためにハリウッドに上京。片っ端からオーディションを受けまくりますが、厳しい現実が目の前に立ちはだかります。一方セバスチャンは「ジャズ・ピアニストとして生活し、いつかは自分のジャズ・クラブを持つ」という夢がありますが、現実はレストランで「ジングル・ベル」など大衆ソングを弾く生活。そんな二人が出会って・・・。



きゅんとするストーリー、ストーリーの核となる「曲」の使い方、1950年代のミュージカル映画全盛期を再現したヴィヴィッド・カラーの衣装と壮観なダンスシーン、影絵のようなシーンや無重力のダンス・シーンなど多彩な演出、グリフィス・パークをはじめところどころ馴染みあるロサンゼルスの街、驚きの展開のラスト7分。
とにかく、楽しめます。”映画らしい”ストーリーのある映画、大スクリーンで見てほんと良かった映画です。喜怒哀楽が全部詰まった2時間8分に、上映後には観客席から拍手が起こりました。
アカデミー賞の呼び声も高く、作品賞ほか多数のカテゴリーでノミネートされると予想されています。アカデミー賞の授賞式は2月26日(日)です(現地時間)。日本時間では2月27日(月)の午前10時からと夜9時からWOWOW で放送されます。
映画の日本公開は2月24日(金)からです。お見逃しなく!


ロケ風景。南カリフォルニアでの48ヶ所ロケをわずか42日間で敢行
撮影中のDamien Chazelle (ディミアン・チャゼル)監督

本編終了後、スクリーンにスタッフ・クレジットが出た時に、俳優の中に日本人名を見つけました。ミアのルームメイトでダンサーのCaitlin 役、Sonoya Mizunoさん。後で調べてみると、日英のハーフで東京生まれ、イギリス育ちの28歳。イギリスのロイヤル・バレエ・スクール出身のバレエ・ダンサー、モデル、俳優。この役はオーディションを受けて獲得したそうです。
アメリカに住んでいると特に、日本人や日系人の方がハリウッドで活躍している姿を見るのは、とっても嬉しいものです。

鮮やかな4カラーのドレスでクラブに繰り出すダンス・シーン。
黄色のドレスがSonoya Mizunoさん、ブルーがEmma Stone


La La Landの撮影の裏側を追ったビデオ。Sonoyaさんのインタビューもあります(3’ 27" あたりから)。
Behind the Scenes




ロサンゼルスのカフェやレストランに行くと、それはそれは美しいモデルのような容姿のウエイトレス/ウエイターさんをたくさん見かけますが、彼らも俳優を目指している人なんでしょうね。
ハリウッドで成功して、私たちが映画やテレビで目にする俳優さんたちは、極々一部の実力と強運を併せ持つ人たちだけなんだと実感します。そういう現実がよく分かる映画でもありました。




December 24, 2016

我がコミュニティーにコーラス隊がやってきた!

ホリデー・シーズンのこの時期、どこのお店に入ってもクリスマス・ソングが聴こえてきて、ショッピング・モールの広場やチャーチでは聖歌隊の姿を見かけるなど、とっても聖なる&華やいだ雰囲気で溢れているサンディエゴの街。
自分の住むコミュニティーの人たちにも生でホリデー・ミュージックを楽しんでもらおうと、自らプロデュースしたイベントが今月はじめに無事終わりました。
題して、"Holiday Musical Magic"


出演してもらったのは、Sun Harbor Chorusという男性だけのア・カペラ・グループ。誕生したのは1946年、生誕70年という歴史あるグループで、これまで全米のコンテストにも出場し、好成績を残してきています。毎年12月、バルボア・パークで行われる "December Nights" にも出演しているので、サンディエゴ在住の方は彼らの歌声を聴いている方もいるでしょう。

ショーは2幕で、最初は白いブレザーに赤い蝶ネクタイの正装で登場。MCで笑いを取りながら、10数曲のホリデ・ソングを披露。




そして、インターミッション(休憩)をはさんで、コスチューム・チェンジ! 
ベテラン・シンガーたちのキュートな衣装にオーディエンスもさらに沸きました。






途中、紅一点のコンダクターが客席の方に向きを変え、オーディエンスも一緒に数曲合唱。コーラス隊もオーディエンスも笑顔、笑顔で、サンディエゴの端っこにある小さなホールがとっても温かい雰囲気に包まれた夜でした。


Happy Holidays!





December 23, 2016

クリスマス・イブ・イブのご近所さん風景

今日は12月23日、すでにホリデー気分でくつろいでいます。
夕方近所をウォーキングして、途中Happy Hour のお店でワインを一杯(1グラス)飲んでたら、あら、いつの間にか真っ暗に! 帰りは iPhone のフラッシュ・ライトを頼りに帰ってきました。
途中、水際の小道から見たイルミネーションがきれいでした。5:30頃撮影。

見えづらいけど、真ん中の建物はサンディエゴ・
ヨットクラブのクラブハウス

毎年大きな木にも電飾を巻きつけるお宅。
家の電飾と同じカラーでバランスもばっちり

外から見たお友達のお家のリビングルーム。
中には2本のツリーやトナカイ、サンタほか、いろんな
クリスマス・グッズが所狭しと飾られています。
シンプルに白いライトだけでデコレーションのお家


このあたりのイルミネーションは、クリスマスが終わっても年内中はこのままなので、あと1週間くらいメルヘンティックな世界を楽しませてもらえます。