December 16, 2016

軍港の街ならではの風景 

サンディエゴのシェルター・アイランドでのんびり海を眺めていたら、海上に灰色の工場のようなものが出現。だんだん近づいてくる灰色の塊。なに?








見る見る間に大きくなって目の前に現れたのは、航空母艦ロナルド・レーガンでした。全長333メートル、最大速度は時速56キロもでます(海上でこのスピードはかなり速い)。通常乗員5000人以上が乗艇。写真手前のヨットは10メートル以上ありますが、比べるといかにレーガンが巨大か分かります。
とにかく、航空母艦をこんな近くで見られてとても高揚しました。散歩中の人たちも立ち止まって眺めていました。




これは去年の夏に撮影したのですが、レーガンはこの2日後に母港の横須賀港に向けて出港しました。レーガンと言えば、2011年3月11日の東日本大震災の際には「トモダチ作戦(Operation Tomodachi)」の下、空母艦載のヘリコプターが真っ先に救援物資を届けてくれたので、名前を覚えてる方も多いかと思います。ちなみに、航空母艦レーガンのモットーは"Peach Through Strength" 、「力こそが平和をもたらす」。強いアメリカ、ですね。

自然豊かなサンディエゴは "軍港の街"でもあり、ダウンタウンや空港からはいつも停泊中の航空母艦やミリタリーの戦艦が見えます。市の北東部には、トム・クルーズ主演映画「トップガン」が撮影されたミラマー基地もあり、航空母艦・戦闘機好きな方にもたまらない魅力がある街です。
*2017年のミラマー・エアショーは9月22(金)~24(日)の3日間です。

追加:
レーガンが横須賀港に向けてサンディエゴ港を離れる映像をYoutubeで見つけました(2015年8月31日)。クルー全員がデッキで背筋を伸ばし整列する姿に思わず感動。




そして、約1ヵ月後の10月1日に横須賀港に入港。船もクルーも長旅お疲れ様でした!