December 30, 2016

ファイアーキングやOld Pyrexがゴロゴロ in パームスプリングス

1940年代からアメリカの一般家庭で使われ始めた食器Fire-King。温かみのある厚手のミルクグラスや明るいカラーに人気が出て、1960年代には大量に生産されましたが、1970年代後半に生産を終了しました。なので現存している食器類はヴィンテージで、アメリカにも日本にもFire -Kingのコレクター/ファンがたくさんいます。

先に紹介したパームスプリングスのコンサイメント・ストアには、Fire-KingやOld Pyrexなどアメリカン・コレクタブルの食器もたくさんありましたよ。

Fire-King, Jadeのボウルやお皿

Fire-King, Peach Luster Dishes

ミルクグラス製レースエッジのコンポートとお皿

涼しげなグリーンのディプレッション・グラス

Fire-KingとOld Pyrexとキャセロール皿やボウル

左:ヴィンテージDunkin' Donuts のサーモス・ボトルとレトロなピッチャー
右:1940 -60年にアメリカの家庭で流行ったメルマック(メラミン樹を使用)。割れないのが最大のウリ!

こんな風にコンサイメント・ストアには、Fire-KingやOld Pyrexがゴロゴロしていました。昔は私もコレクターで、お店でヴィンテージ食器と出会う度にドキドキしていたものですが、どんどん食器ばかり増えていくので数年前に処分した次第です。

それにしても、70年前にどこかのアメリカのファミリーがテーブルを囲み、この食器で食事をしていたのかと思うと感慨深いものです。と同時に、当時の食器の耐久性にも脱帽です。